努力に対して平等です

発表会などのステージは、その人が何年か努力してきたことの成果でしかありません。

数ヶ月かけてその曲を仕上げたとか言うことではなく、ピアノを習い始めてからずっとの成果です。

それがどの位あるかによって、弾く曲の長さも内容も決まります。
もっと言えば、それを練習している時の楽しさも変わります。

一回の発表会で何回ステージに立つことができるか、何曲弾くことが出来るか、それも本人の日頃の努力により変わります。(こんな事は、当たり前で当教室の生徒さん方から何かクレームが来たことは皆無なのですが)

ですから当教室では、出演するプログラム数を全員同じにしたり、演奏時間の長さを均一にしたりと言うことはしていません。

但し、そのステージがその人なりに誰が見ても魅力的に感じられる所を目指してもらおうとは思っています。

私がそう考えていても、そう上手くは行かないことも多々あります。

「こうした方がいいよ!」と言っても聞いてくれない場合も多いからです。

特に男の子!

言い返してくる人の方が多いでしょう。

よく聞く人もいます。

大体は言い返す❗️

私は、この彼らの主張は大好きです。

返ってやり易い。。。

彼らも、私が言うことに納得したら従う人もいるからです。

ところが女性は気を遣ってか、反発しないことが殆どです。

あーーー今日は、もしかしたら気持ちを封じ込ませてしまったかなあ。。。と反省しています。

「おはなしをピアノでひきましょう」のコーナー

4がつのあめ。。。移調したかったのかなあ。。。
先週もそうしようとしていた。。。

とにかく、普段のレッスンもまだ進めてあげたくて、それも進行しているから時間がない!
ぎっしり中身が詰まった本当の力を身につけてほしいから。

それでも来週は、もう「おはなしピアノ」に専念しよう!

早く進めそうな子には、私の方が急いでしまわない様に注意が必要!

今回、男の子の「おはなしピアノ」は、やはり主張があった。

「先生、どうしてもこの一文は、書かないで!」と譲らない。

なんて優しくさりげない思いやりを持った子だろう!。。。と感動する。

「わかったわかった」と私の方が、それに応じる。

一曲ソロで弾かせておけば楽なのだけれど、ステージで弾くことが楽しくなるためには、この「おはなしピアノ」が必要!

夏のステージで、それを経験した女の子は、弾きたい気持ちが高ぶって、3曲2ステージの独奏です。

これも3歳からの積み重ね。

親子の3年間の積み重ねの成果です。

そんな風に、やっぱり長年の努力の実りの場なのです。

それは、均一のみんな一緒の進み方ではなく、努力はマイペースで良いのですよ!

習い始めの時期も日々の練習量もご家庭の協力も!

マイペースで堂々と積み重ね、そして私に対して主張して下さい。

例えどんなにゆっくりの歩みでも、やっぱり年輪にはかないません。

積み重ねた日々が、素晴らしい成果を生み出しますね。

金子ピアノ教室@樟葉

みんなカメの歩み
みんなでカメのような努力をしよう!
必ず実ります。


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