発表会 妹・弟

お兄ちゃんやお姉ちゃんがピアノを既に習っていて厳しくしている場合、その弟や妹は「ピアノは習わない」とか「発表会には出ない」と言い出す事があります。

昔、「妹の方も始めたいので、先生どうぞ宜しくお願いします」とお母さんが仰るので、「グループが組めそうなのでいかがですか?」とお尋ねしていた所、「うちはまだ躾が出来ていないから…」とか辻褄の合わないお返事でどうしたものかと思っていたら、「あの~先生、実は私が兄にあまり厳しく言っているもので、妹の方がピアノはしたくないと言ってるんです」

…という事を聞いて、大笑いしたものです。

あっーはハハハ‼️そうなんですか!
わかりますーその気持ち…

ってな事がありました。

それでも結局その妹さんも習い始めたんですけどね!

ピアノは楽しいものだから、お家でも楽しめるような言葉かけが大事だと思います。

急がせたり、競争させるとダメですね!

ゆっくりゆっくり…


同じような話ですが、姉がヴァイオリンを習っていて、お母さんがそれはそれは厳しく仕込んでいるのを見て「この子(弟)は、僕はヴァイオリンは嫌です、ピアノをやります と言ってピアノにしたんです」

…と仰る方もおられました。

子供は、家庭での出来事を親よりは冷静にじーーっと観察しているものですね!


発表会もまた同じで、発表会の頃になると家中でいつになく大変そうに練習していると、それを見た妹や弟は尻込みしてしまうかもしれません。

普段の練習も発表会の練習も簡単で自分の手に合った内容を少しずつ、フツーに積み重ねるのが一番の成功方法です。


…というか、普段に練習していないと発表会が大変になるので、普段の練習を淡々と少しずつ継続しましょう。

金子ピアノ教室@樟葉


イラストはわんパグです。

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