なぜモーツァルトは素晴らしいのか!

今日のレッスン、朝一番はK君!
(あっ!K君は他にも何人かいて、よく登場するのでM君にしておこう)

来るなり「まずはこれから…」と言って、昔弾いたモーツァルトのトルコ行進曲を弾き始める。

途中まで弾いて、「さあ、次はコレ!」とベートーヴェンのバガテル

私も一緒に和音の解説を呟きながら、一緒に弾く。

M君も構わず弾き続けるけれど、和音の解説は背中で聴いて理解している感じ!

M君は、聴いていないようでいつもしっかり話を聴いている。

バガテルは、ツラツラとゆっくり読み進めながら弾きこなせる。

読譜の力がしっかりついてきた。(これまで家ではあまり練習できていないのだが)

次にモーツァルトのソナタ!

「コレ、い~い曲ですねえ」とM君が呟く。

またトルコ行進曲をチラッと弾く。

「トルコ行進曲は、なーんかいつも弾きたくなりませんか?」とM君が話しかける。

「あっ!そうだ!・・・先生、コレ知ってますか?」

…と話し始めた。

あ~~~今日も弾き続けて終わろうと思ったのに、久しぶりにM君の講義を聴くハメに!
(残念ながらペース・メソッドのテキストに入れなかったけれど、まあ良しとしよう。楽曲の中でこれまでの学習をしっかりと使えているのだから)

今日は、ヨーロッパの地理と歴史の講義でした!



それから、お昼前のレッスンは大人の方でTさん!

Tさんはピアノ歴も数十年!

これまでは大曲も沢山弾かれたのだけれど、今はお仕事が忙しくペース・メソッドのテキストを中心に次のステージの相談がてら、レッスンしました。

ペース・メソッドのテキストで、モーツァルトの幼少期の作品に触れたことから、モーツァルトの小さな作品をレッスンして、その偉大さに感動!

なぜにモーツァルトは、素晴らしいのか!

ホントのところ、どういう所が素晴らしいのかを!

ペース・メソッドのテキストを紐解き、クエスチョンとアンサーを作り、バリエーションし、移調していると❣️

大家の原曲の素晴らしさ、偉大さを真底理解する事が出来るようになります。

なぜに!その音がそこにあるのかを理解できるようになります。

本当に不思議な事です。そんなことまで分かるようになるとは!
(素晴らしい教材、ペース・メソッドは)

そんな事をTさんと語り合い、感動を分かち合いました。

金子ピアノ教室@樟葉

追記①
M君が家であまり練習出来ないとは言え、それは小学校4年生くらいになってからです。
それまでは毎日毎日練習していましたよ!お母さんの声かけの元で。
「練習したら出来るようになる。練習しなかったら出来るようにはならん。遊んでから練習するか、遊ぶ前に練習するか、さあ!どっち?!そのどっちかや!」
とは、M君の???(お母さんの???)名言です。
練習時間が取れなくなってから長い年月が過ぎているけれど、音楽にはいつも感動しているようです。

追記②
大人だって仕事が忙しくて、練習ばかりしていられないのが現実です。
その短い練習時間で、いかに音楽に触れ感動できるのか!
感動できた事により、明日への活力を得ていくのか!
それが音楽をする上で、大切な事だと思うのです。

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