転調と和音が解ると曲をまとまりよく表現出来る

11月12日は、家族の都合で枚方市駅近くまで出かける予定があったので、小学生以下のレッスンはお休みにしていました。

待ち時間があったので、新しく出来た枚方市のホールに行ってみました。

広い!立派!たくさんの部屋がある!

素晴らしいです。

いつか使いたいけれど、もう少しコロナが落ち着いてからかと思います。


帰宅してから、夕方に1人だけ中学生のレッスンでした。

モーツァルトのソナタ2楽章

Dメジャーの曲だけれど、途中でgマイナー→B♭メジャー→cマイナー→gマイナー→Gメジャーと転調して行きます。

その部分で臨時記号が多く、チラチラと音のミスが!

転調を調べて、和音の移り変わりの確認!

それに倚音や刺繍音も出ています。

Ⅱの和音も頻繁に出てきて。。。

「ねえ!レベル③のテキストで、Ⅱが出てくるところまであと2ページ足らず!早く進んで‼️」

…と私に急かされたK君!

学校の伴奏に没頭していたし、仕方ないけれど!

それは、よくやった!とても良いことだ!

だけど、その後もたもたしないで、レベル③をさっさと進めてよう~

…と久々に強く言われたK君でした。

「ちゃんと私、計算してるんだから!レベル③でⅡが出たら、それを全調で扱えるようになるし、意味がはっきりしてくる!

だから、このⅡが多発している曲をやってるんでしょ‼️

私、算数できないけれど、こんな計算は、ちゃーんとしてるのよ⤴︎」

K君…「あちゃー、そうなん?先生、計算してるん?…」

私…「そう!計画的なんだから!このペースのテキストはねえ!すごいんだから!全くもう!これをやったら曲が弾ける!分かって弾ける!。。。まあ、その意味が、私が言っていることの意味がわからない人、多いんだけれどねえ~~~。。。

でもね!K君。。。もうそろそろ試験でしょう?。。。勉強せなあかんよ!
ピアノばーっかり弾いて、勉強から逃げてるんはダメやからね!

学校の勉強は、生きる為の基礎やから。中学生は、特に勉強せなあかん!

まあ、大学生もまだまだ基礎なんだけどね!

いーーっぱい勉強して!。。勉強で疲れて。。。そうしたら、気分転換にピアノ弾いてよね!

頭の中が、すーーっきりするから!

でもね、小学校のうちに練習たくさんして、ピアノが弾けるようになっとかないと、それは出来ないから!

K君は、それ、出来てるでしょ?

ま!勉強しっかりやって!

それで、ピアノも頭使って弾いてください❣️」

…と言うことで、レッスンが終わりました。

レベル③のテキスト、終わりの時間に少し進めましたよ!

K君は、弾くことが楽しくてね、ついつい曲ばかり弾いてしまうのです。

そうすると、つまづいた時に直すのが大変。

転調や和音がすっかり分かって扱えたら、曲の流れや移り変わりや段落がハッキリ分かる。
音の間違いも直しやすくなるし、間違い難くなる。
弾いた時に自分の気持ちが、響きに準じて変化していく。
その裏付けが確実に分かり、自信を持って弾ける。
音の意味が分かるし、曲がまとまって、魅力的に表現出来る。
もっともっと音楽が楽しく、頭の中が楽しくなるからね!

…と話し、K君は音楽の授業のこと、チェンバロとピアノの違いなど話し、「なあ、先生、これはどうしてなん?」とか質問し、帰って行ったのです。


さて、今日は。。。
音楽高校に進学したNさんが、音楽高校入試関連のものを届けてくれました。

昨日、頼んでおいたら、早速学校で調達して届けてくれたのです。

学校がとても楽しいようで、何よりです。

久しぶりにNさんに会えて、変わらない笑顔と楽しそうに話す様子を見て、私も嬉しかったです。

みんな、いい子達!

一生懸命、それぞれの道で努力してほしいです。

金子ピアノ教室@樟葉

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