2022年ピアノを楽しむ会後記③

1月もあと4日で終わり!

前回のブログにも書きましたが、私の気持ちはもう2月か3月の気分です。
どんどん気持ちだけ前に進んでいきますね^_^

たくさんの事がありすぎて。。。しなければいけない事、したい事がありすぎて。。。

音楽を専攻していくと決めた時、「ああ、これで私は一生退屈しない!」
…と思ったけれど、退屈しなさ過ぎです。(←日本語あっていますか~?)


それはともかく、今日もアンケートから皆さんの感想を紹介させて頂きましょう。








ここには、感想の欄に書いて下さったことを載せています。

本来のアンケートの目的は、それぞれのお好みの曲調を知って、次回の発表会の選曲の参考にすることです。
こんな感じです。


とは言え、やはり魅力的な演奏だった場合は、その曲を皆んなが好きになるのではないかと感じています。

今回、好きな曲に挙げられた曲で多かったのは、「風」

演奏者の歩んで来られた人生が現れていると感じた方が多かったようです。

そして、他に多かったのは「エチュードアレグロ」

この曲は、特にお父さん方にもとても人気だったようです。

速いテンポで、曲調がどんどん変わっていくのが魅力なのでしょうか?

演奏者本人だけでなく、ご家族の方の好みも聞いておくと選曲の助けになります。
お家の方が好きな雰囲気の曲だと、練習の時もより興味深く聞いて頂けて、練習が捗るのです。


プログラムの内容について

今回のプログラムのコーナーをご紹介します。
〈音楽は舞曲からはじまる〉…そう!ヨーロッパの音楽、特に宮廷音楽はダンスの要素が濃いですね。子供のための教育的作品も舞曲がたくさんあります。皆さんが普段弾いている曲の中から、舞曲を集めました。

そして、〈宮廷の音楽遊び〉…クエスチョンとアンサーやバリエーションの発表もありました。

〈音楽用語の本当の意味〉…主に速度標語を中心に解説を交えて演奏してもらいました。
学校で習っている音楽用語は、実は演奏者にとってそれだけでは足りない。演奏者の心得として知っておかなければいけない本当の意味を解説し、演奏表現してもらいました。
表現について、曲の内容について理解が深まったと思います。
また、作曲家が生きたその時代がどんな時代だったか、その時の楽器に備わっていた表現力はどうだったか…など
モーツァルトの曲をモーツァルトとして弾いたり、ロマン派風に弾いたり…と大人の方が演奏して下さいました。


後半では〈パルナッソス山への階梯〉と題し、芸術の域に達するには順序立てて一歩一歩はしご段を登って行かなければ、到達できないものだと言うことを感じてもらうコーナーがありました。
和音進行の時代別変化、進化?…についての解説!
ここでも時代別、楽器の進化について
このコーナーが出来たのは、ドビュッシー作曲「グラドゥス アド パルナッスム博士」がプログラムにあったからです。そこに託けて、このコーナーが生まれました。

…などなど…


音楽には中味がある。その曲を通して表現したい世界がある。

それを自分なりに表現するには、技術的にどのようなことを普段から積み重ね、長い年月をかけて音楽の基礎と社会全体のこと、世界のことを学び…自分の考えをそこに折り込み、感じ考え…


。。。と、まあこんなことをしているのですから、時間はいくらあっても足りません。

これからもお越しくださる皆さんと共に、学びと発見を楽しんで行こうと思います。

いつもご協力頂き、ありがとうございます。
これからも努力して、力を尽くして参ります。

金子ピアノ教室@樟葉

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