3歳から始めるピアノ教育の意味

人間が生まれて成長していく過程は、人類の歴史を辿って行くのと同じだと言われています。

生まれた時は類人猿?で、次第に進化して直立歩行ができるようになり、手で食べていたのがフォークや箸が使えるようになり… … …言葉と言うコミュニケーション手段を持つようになり… … …太鼓のような物を叩いて雨乞いの為に祈るようになり… … … … … …~ ~ ~ … … … 長ーーーい年月と様々な経験を経て、芸術を生み出し。。。

…と言う人類の歴史を 人はみんな生まれた時から辿って成長していくのです。

ですから、3歳で音楽教育を受け始めたその時の状況は

「太鼓のような物を叩いて雨乞いをする」状況かも知れません。

モーツァルトやショパンをすぐに弾けるようになる訳ではないし、テレビで流れているアニメの主題歌をすぐに習うわけでもありません。

家庭や保育園・幼稚園の生活では、音楽に合わせて歌ったり・リズムをとったり踊ったり、既に音楽に親しんでいるかも知れません。

そんな中で「音楽教室に通う・ピアノを習い始める」と言うことは

自宅での自由な音楽活動だけに止まらず、「将来楽器を弾いて楽しむ為の系統立てた基礎を学ぶ・身につける」と言うことです。


当教室で採用しているピアノ指導法「ペース・メソッド」では

<幼児用 おんがくをはじめよう>(音楽之友社)のテキストを使って

絵を見てお話しし・歌に親しみ・リズムと音程を体得し・それを頭脳で客観的に分析し・頭を使って指に伝え

3歳児の能力(心・頭脳・運動神経)の全てが、バランス良く連動して動き出すようにレッスンしています。

まず、能力(心・頭脳・運動神経)の連動性を開発し音楽の基礎を経験させておくことで、その後のピアノ学習がスムーズに進んで行くことになるのです。

大切なことは

音楽に親しませながら、知らず知らずのうちに小さな音楽の力を3歳児の体の中に、楽しく蓄積させていくことです。

一概に3歳と言っても個人差は、大きいです。
また、ご家庭により事情も異なります。
以下のような条件が満たされるようになったら、ご家庭の事情に合わせてピアノ教室探しを始めるのが良いと思います。

言葉の理解が出来る。
数が5か10まで数えられる。
文字に興味がある。
ご両親がお子さんに対して「自分のことは自分でするように」と導き始めている。

<幼児用おんがくをはじめよう> 3・4歳児のレッスン風景



金子ピアノ教室@樟葉

コメント

非公開コメント