コードネームが分かる

今日3月11日のレッスン

レベル①28、29ページを学習中のR君 小学4年生

ピアノ歴は1年です。


メジャーの和音は、全て学びました。

12個のメジャーの和音に、自然に手が乗ります。
12個のメジャーの和音を全て書くことが出来ます。
12個のメジャーの和音を見たら、その和音のコードネームを言うことが出来ます。
もう少ししたら、聞いてコードネームが言えるようになるでしょう。
でもそれが出来るようになるかどうかは、個人差があります。
練習量にもよるでしょう。

1月にピアノを楽しむ会に出演してから、練習量がグンと増えて良い調子!
ホントは、レベル①の32ぺージまで進んでからステージに立ってもらうのだけれど、年齢が上がっているので出演を勧めました。

ステージを経験して貰って、正解でした。
ピアノが前より楽しくなったようなので、良かったと思っています。



レベル①40ページを学習中のAちゃんとRちゃん 小学2年生

こちらの2人も幼稚園年長さんからの始まりで、少し遅いスタートだったのですが、ペアレッスンをするようになってから進み方が早くなりました。


もっとレッスン時間を長くしたら、もっと早く進めるのだけれど、あまり長い時間のレッスンを特にお勧めするようなことはしていません。

全てにおいて余裕のある所で学びを継続して行く方が、長い人生を考えると内容が濃く、生涯に残る趣味として生活の中で生かされて行くからです。

今日、12個のマイナーの和音を全部理解しました。

これで、12個のメジャーの和音と12個のマイナーの和音を全て扱うことが出来ます。

加えて、今日はレッスンの始めにペンタトニックのクエスチョンとアンサーにA(ラ)の音を入れて、E♭ブルーススケールの即興をやって貰ったのだけれど、キャラキャラと楽しそうな声を上げるも、それを弾きこなすのにはもう少し経験とジャズへの馴染みが必要なようで、耳馴染ませた程度に終わりましたが、今日のところはこれで良いのです。

「そんなもんが、あるんだあ~~?。。。この世の中には。。。~~?」

…と思ってもらったら、それで良いんです。




最後にやって来たのは、レベル③6ページを学習中のK君

3歳から通って来ていて、K君もホントはもっと早い進め方も出来たのだけれど、敢えてゆっくり進めた時期もあり、また自分で弾きたいと言う曲に時間をかけていてペース・メソッドのテキストの学習時間を短くしていた頃もありと言う感じです。


今は、茶色の小瓶のバリエーションを楽しんでいます。
また、他のエチュードやモーツァルトのソナタも弾いています。

そして、「あっ!こんなの入ってた!」と、持っていた楽譜は「ブルクミュラー18の練習曲」と「なんちゃってジャズピアノ」(リットーミュージック)

ん?ふむふむ。。。

「これ、ちゃっと弾いてみようか?」

…とレッスンの最後に声をかけ

そこに出てくるコードネームの解説をずらずらとお話しし…

ふんふん。。。なーるほど。。。

とよく理解できる様子!

じゃあ、これは?

これはねえ。。。

…ってな感じで。。。

そこに出ていたコードネームは、例えば

CM7 Am7 他に ConEとか、Bm7(♭5)とか、add9 とか ♭9とか 11とか…

M7とただの7の違いを説明して…などなど

これらのコードを丸暗記するのではなく、コードネームに記載されていることの意味を全て理解した上で弾けるように、既に育って来ているのです。

和音のことがしっかり理解できており、その気になったらジャズの即興をする為に必要な基礎は、既に学び取ってくれています。

どのジャンルにでも進みやすいように、ペース・メソッドで学んできたのですからね^_^

コードネームを解読していくには、ペース・メソッドレベル②で習う音程の勉強とダイヤトニックコードの学習が重要です。ダイヤトニックコードは、レベル②で既に全てのメジャーで学び終えています。

ジャズを弾くなら、ダイヤトニックコードを7thで扱えるようになっておこうね!

皆んな三和音のダイヤトニックコードが確実に出来ていたら、7thで苦労することもないでしょう。

金子ピアノ教室@樟葉

イラストはわんパグです。

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