ピアノコンサートは通過点

普通は、発表会があると

皆んなそれに向かって、一心不乱に練習するもの

でも、当教室の発表会は、少し様相が違います。

一生懸命やっていない訳ではないけれども

親子で毎日頑張って練習しているという人もいるけれど

どうしてもそれができない環境にある方も居られます。

だいたい、社会人のどこにそんな余裕があろうものか!

高校生で、まだまだ補習授業中の人もいます。

しかも学校が終わってから、塾の夏期講習にも行って…

「家に帰るのが、夜の8時にはなります。その後、ピアノに来ようかなあ。。。いや、先生!
時間が出来たら、また連絡しますよ!

あー、そうだ!これの次は、何を弾こうかなー???

1940年以降の曲ってありますか?」

とか、楽しそうに言って

「それより、まずはこれを仕上げなきゃあ」

…と言って、帰って行きました。…ん?…いったい、いつ練習するの?


それでも、いつも休まずに、生活の中で全てを楽しく屈託なくこなしていくK君!





昨日お願いした、中学生以上の保護者の方がお手伝い下さる受付業務については、明日には関係の方々にお知らせすることができるでしょう。

ペース・メソッド研究会の方は、色々な処理が一段落して、また新たなことが続々とやってきそうですが、今は落ち着いています。


モペットの4、5歳児の皆さんのレッスンが楽しくて
レッスンの準備やその後のまとめ作業には時間が掛かりますが、手応えを感じます。







猛暑の夏!
自然豊かな地球をこの子たちに残していけるのかどうか…
それが気になります。
どうか、良い環境になりますように!

金子ピアノ教室@樟葉

追記
学生や子供も
日常の社会生活を普通に送りながら、
ピアノという世界に、非日常を求めていく
心地よく、自分を高めることのできる活動
ピアノの演奏も
仕上がるまでには、乗り越えなければいけない試練があるけれども
それは、日常の生活とは全く別な世界
だから気分転換になるし、

ピアノコンサートの日は、これまでの自分を実現できる日
そして、皆んなとの交流の時

皆んなとお話しする訳でもないけれど
皆んなの成長を感じたり
演奏の息遣いに変化を感じたり

言葉のない音楽の世界から
様々な変化を感じられる日

そして、あのホールでのあのピアノの音色が
華やかな気分を与えてくれる

決して競争ではない
人間的な至極のひととき

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