ピアノコンサート後記②(2023)
今日まで長いお休みでしたが、明日25日からレッスンが始まります。
今年は、お盆の間に台風が来るという事で予定を早めて帰省しました。
その間にピアノコンサートのアンケートを届けてくださった方もおられましたが、確認が遅れ失礼いたしました。
アンケートを頂いたら個別にお返事させて頂いています。その時に少しラインでお話しすることで、お互いに理解が深まりレッスンやご家庭での環境作りに役立ちます。
いつもありがとうございます。
なかなか生徒の皆さんやご家族の皆さんが交流することも少ないので、アンケートに書かれていたことをここに共有させて頂きます。
お互いの悩みや考え方が、きっと皆さんに役に立つと思います。


そうですね。
ピアノは、結局のところ続けていかないと実らないと思います。
「歩み方はゆっくりで、それをとにかく続けること」
これに尽きると思います。理想が高いと始めに難題に取り組ませたくなりますが、ピアノはそんな風にはいかないのです。
中学1年生として、良いスタートを切ることができました。
ここに書いてくださったように、お母さんの考え方やR君への言葉掛けが適切であったので良い成果が上がったと思います。
レッスンでは自分の感じたことを率直に言ってくれるので、疑問の解決は早くできていると思います。
けれども、それでも納得のいかないこともあるらしく、それは今後の音楽経験によって解決できるようになります。
男の子はよく疑問を投げかけてきます。「ハイ」とは聞かない。
でもそれで良いのですよ!

今更、「厳しく」と言われてもなかなか難しい…
今までずーっと自分の意見をはっきりと言ってきたけれど、最近では凄くすんなりと「ハイ」と言うことがあります。音楽の経験を積んできたので(発表会に毎回毎回出場し続けて来たので)私が言っていることを直ぐに納得出来るようになったのでしょう。
「先生のことよくわかっている」…そう!私もたくさん助けて貰ったし、色々な場面も見てきましたからネ。
教室を支えてくれてありがとうございます。
レッスンでは、どうしても譲れないことは私もかなり強く主張する場合があります。
納得したらすんなりと認めて従ってくれるけれど、これまではなかなか納得できないこともありましたねえ。
社会人の息子さんと共通の話題が持てる。音楽を共に語れるとは素敵なことですね。
いつも皆さんに発表会後のアンケートをお願いしているのは、今後のレッスンの参考にする為です。
けれどもそれに加えて、実はご家庭で音楽の話題を共有することで家族中の心の交流を大切にしてほしいからでもあります。
音楽について語れると、お互いの心情に触れることができるので、お互いの気持ちを理解出来るようになり心の安定に繋がります。

いつもよく練習して、素敵な演奏を聴かせてくれるYちゃん
「エリーゼのために」「ソナタ」誰もが好きで弾きたいと思う曲
いつか苦労なく弾けるようになったら、余裕ある演奏を聴かせて下さいね。
指導者の力を借りず、自力で譜読みがサクサクと出来るようになってから弾く。
または、そこに出てくる和音の意味や色彩を理論的にも分かるようになってから弾く。
これは、誰にとっても大切なことです。
1曲の読譜の為に長ーい時間をかけるよりも、音楽全般に共通の概念をどんどん学んでおくと自分で読譜する力が付いて好きな曲を弾けるようになりますから、その方が今は重要だと思います。
今回の曲は、今までに習った種類の和音で伴奏がつけられているのとメロディをよく知っていたので、初めて聴かせて貰った時には既に読譜が完了していましたね。
「エリーゼのために」は、弾きやすい曲なので2年以内には弾けると思います。
ペース・メソッドのテキストをドンドン進めていきましょう。

気持ちを立て直すのには、ご両親の励ましが大きかったと思います。
今回は、日頃積み重ねてきたよりも5倍~10倍は複雑な曲だったと思います。
長い目で見た場合、本当に良いことは日頃の力で弾ける曲をしっかりと弾き込むことです。(弾きたい曲を弾かせることも大切ですが。また覚悟を持って「どんな苦労もする」と言っていたのですけれどね)
とは言え、今回の経験はS君にとってとても大きな良い経験だったと思います。
良い経験と言えるようになったのは、ご両親のコンサート後のフォローがとても良かったからに他なりません。
リハーサルにもやり方があって、それも日頃の練習に大きく関係していますし、リハーサルの方法により本番の演奏が変わってくると感じています。次回は練習を今回よりも確実なものにし、リハーサルも変えますね。

だんだんとステージに立つための練習に慣れてきたと思います。3曲とも弾いたことは、良い経験になりました。
お母さんもお仕事が毎日お忙しい中、上手に時間を作って練習に付き合ってくださり成功に導いてくださいました。
Kさんにも褒めて貰って良かったですね。
私もKさんに感謝です。こんな風に家族でも先生でもない方から賞賛の言葉を頂けると、本当に嬉しくて励みになるものです。
Aちゃんの理解度からすると、もっともっとペース・メソッドのテキストを先へ先へと進めていくことが出来ると思います。これからしっかり8小節のいつもの課題を考え感じながら定着させていきましょう。そうすることで、ステージで弾く曲の読譜が自力でサッと出来るようになり、もっと納得のいく演奏が余裕をもってできるようになります。

年齢を重ねるごとに音楽は内容が深く魅力的になりますね。ここでもKさんは、注目される奏者となっておられますね。
家で3人の子どもさん方がコンサートのための練習をするというのは、なかなか大変なことです。
忙しい中で、時間的にも工夫されたことでしょう。
ご長男のK君も音楽が本当に好きなので「自分の言い切れなかった表現をもう一度」と思って、しないことにしていたリピートをしてもう一度弾き切ったのですね。
本人は満足していたようで、良かったと思っています。
3人とも大きく成長したステージとなりました。

アンケートも頂きましたが、その後のラインで写真も頂きました。
写真、いつも撮る暇もないので嬉しいです。
ありがとうございます。
金子ピアノ教室@樟葉
今年は、お盆の間に台風が来るという事で予定を早めて帰省しました。
その間にピアノコンサートのアンケートを届けてくださった方もおられましたが、確認が遅れ失礼いたしました。
アンケートを頂いたら個別にお返事させて頂いています。その時に少しラインでお話しすることで、お互いに理解が深まりレッスンやご家庭での環境作りに役立ちます。
いつもありがとうございます。
なかなか生徒の皆さんやご家族の皆さんが交流することも少ないので、アンケートに書かれていたことをここに共有させて頂きます。
お互いの悩みや考え方が、きっと皆さんに役に立つと思います。


そうですね。
ピアノは、結局のところ続けていかないと実らないと思います。
「歩み方はゆっくりで、それをとにかく続けること」
これに尽きると思います。理想が高いと始めに難題に取り組ませたくなりますが、ピアノはそんな風にはいかないのです。
中学1年生として、良いスタートを切ることができました。
ここに書いてくださったように、お母さんの考え方やR君への言葉掛けが適切であったので良い成果が上がったと思います。
レッスンでは自分の感じたことを率直に言ってくれるので、疑問の解決は早くできていると思います。
けれども、それでも納得のいかないこともあるらしく、それは今後の音楽経験によって解決できるようになります。
男の子はよく疑問を投げかけてきます。「ハイ」とは聞かない。
でもそれで良いのですよ!

今更、「厳しく」と言われてもなかなか難しい…
今までずーっと自分の意見をはっきりと言ってきたけれど、最近では凄くすんなりと「ハイ」と言うことがあります。音楽の経験を積んできたので(発表会に毎回毎回出場し続けて来たので)私が言っていることを直ぐに納得出来るようになったのでしょう。
「先生のことよくわかっている」…そう!私もたくさん助けて貰ったし、色々な場面も見てきましたからネ。
教室を支えてくれてありがとうございます。
レッスンでは、どうしても譲れないことは私もかなり強く主張する場合があります。
納得したらすんなりと認めて従ってくれるけれど、これまではなかなか納得できないこともありましたねえ。
社会人の息子さんと共通の話題が持てる。音楽を共に語れるとは素敵なことですね。
いつも皆さんに発表会後のアンケートをお願いしているのは、今後のレッスンの参考にする為です。
けれどもそれに加えて、実はご家庭で音楽の話題を共有することで家族中の心の交流を大切にしてほしいからでもあります。
音楽について語れると、お互いの心情に触れることができるので、お互いの気持ちを理解出来るようになり心の安定に繋がります。

いつもよく練習して、素敵な演奏を聴かせてくれるYちゃん
「エリーゼのために」「ソナタ」誰もが好きで弾きたいと思う曲
いつか苦労なく弾けるようになったら、余裕ある演奏を聴かせて下さいね。
指導者の力を借りず、自力で譜読みがサクサクと出来るようになってから弾く。
または、そこに出てくる和音の意味や色彩を理論的にも分かるようになってから弾く。
これは、誰にとっても大切なことです。
1曲の読譜の為に長ーい時間をかけるよりも、音楽全般に共通の概念をどんどん学んでおくと自分で読譜する力が付いて好きな曲を弾けるようになりますから、その方が今は重要だと思います。
今回の曲は、今までに習った種類の和音で伴奏がつけられているのとメロディをよく知っていたので、初めて聴かせて貰った時には既に読譜が完了していましたね。
「エリーゼのために」は、弾きやすい曲なので2年以内には弾けると思います。
ペース・メソッドのテキストをドンドン進めていきましょう。

気持ちを立て直すのには、ご両親の励ましが大きかったと思います。
今回は、日頃積み重ねてきたよりも5倍~10倍は複雑な曲だったと思います。
長い目で見た場合、本当に良いことは日頃の力で弾ける曲をしっかりと弾き込むことです。(弾きたい曲を弾かせることも大切ですが。また覚悟を持って「どんな苦労もする」と言っていたのですけれどね)
とは言え、今回の経験はS君にとってとても大きな良い経験だったと思います。
良い経験と言えるようになったのは、ご両親のコンサート後のフォローがとても良かったからに他なりません。
リハーサルにもやり方があって、それも日頃の練習に大きく関係していますし、リハーサルの方法により本番の演奏が変わってくると感じています。次回は練習を今回よりも確実なものにし、リハーサルも変えますね。

だんだんとステージに立つための練習に慣れてきたと思います。3曲とも弾いたことは、良い経験になりました。
お母さんもお仕事が毎日お忙しい中、上手に時間を作って練習に付き合ってくださり成功に導いてくださいました。
Kさんにも褒めて貰って良かったですね。
私もKさんに感謝です。こんな風に家族でも先生でもない方から賞賛の言葉を頂けると、本当に嬉しくて励みになるものです。
Aちゃんの理解度からすると、もっともっとペース・メソッドのテキストを先へ先へと進めていくことが出来ると思います。これからしっかり8小節のいつもの課題を考え感じながら定着させていきましょう。そうすることで、ステージで弾く曲の読譜が自力でサッと出来るようになり、もっと納得のいく演奏が余裕をもってできるようになります。

年齢を重ねるごとに音楽は内容が深く魅力的になりますね。ここでもKさんは、注目される奏者となっておられますね。
家で3人の子どもさん方がコンサートのための練習をするというのは、なかなか大変なことです。
忙しい中で、時間的にも工夫されたことでしょう。
ご長男のK君も音楽が本当に好きなので「自分の言い切れなかった表現をもう一度」と思って、しないことにしていたリピートをしてもう一度弾き切ったのですね。
本人は満足していたようで、良かったと思っています。
3人とも大きく成長したステージとなりました。

アンケートも頂きましたが、その後のラインで写真も頂きました。
写真、いつも撮る暇もないので嬉しいです。
ありがとうございます。
金子ピアノ教室@樟葉
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