音楽理論を生かしたレッスン(読譜)

小学3年生のHちゃんは、発表会で「エリーゼのために」を弾きます。
始めの部分は、aマイナーのⅠとⅤ7の和音でできているね!

2段目の5、6小節目で、CメジャーのⅠ-Ⅴ7が出てくるので気持ちを変えてね。そしてすぐにaマイナーに戻るよ!


最後のページは、前回の宿題としてメロディの音(右手の一番上の音)を拾ってきてもらいました。
有名な曲ですし、メロディの音はすぐに分かりますね!
それと同時に、左手は同じ音は全てタイにして音の移り方だけ弾いてきました。


これが出来ていたら、右手はメロディの音に内声をつけていきます。
最初からいきなり減七(ディミニッシュセブンス)の和音ね!
これはどんな感じの和音かなあ・・瀬戸際に立たされたような、切羽詰まった感じの和音なんだけれど・・Hちゃんならどんな場面を想像する?・・?ってな感じでお話ししました。

ベートーヴェンは、この和音が大好きなのよ!この曲の中でも、世の中に存在する全ての減七(3種類しかないのだけれど)を使っているのよ!

3小節目の右手の和音は、上下が7度になっているわね!
ほら、「ピアノであそぼう」でもした「1、3、5、7」と五線を数えて、すぐに7度とわかるでしょ?

5小節目から後は、殆どが6度よ!
これもやっぱり「ピアノであそぼう」でもした「1、3、5、6」と数えて6度ね!
6度は、手の感覚としてもう身についているわね!(レベル2で、音階の第6音を含む移調をしているので)

実は、このページの一番最初の音(減七)もここでは異名同音で6度で書いてるわね!
2小節目も上下は6度!

このページの右手は、殆どが6度か3度か減七かだと思えば簡単ね!aマイナーのⅠなども出てくるけれどね。

3段目の4小節目からは、aマイナーの主和音(Ⅰ)の分散和音で出来ているわね!そのあと半音階!
半音階の指使いは、どうするのでしたっけ?・・・などなど

・・とお話しして進めるうちに、全て正確に弾いてしまいました。

後は、曲の場面場面でお話しを考えて、それを表現して弾けるようにしていこう!

ではまた来週ね!

金子ピアノ教室@樟葉

追記
10までゆっくり数が数えられたら、こんなことはすぐに出来るようになります。
それがこの頃、ゆっくり数えられない人が多いんです。。。
世の中が急いでしまっているのだろうか。。。
先へ先へではなく、習った事を確実にゆっくりと身につける事が大切だと思います。
ペース・メソッドのテキストを1つ1つ丁寧に学んだら、これらの事は簡単に出来ます。
考える順序、見る方向(どの様に楽譜を見ていくか)が、とても大切です。
レッスンで習った様に見ていかないと、成果は上がりません。
家に帰って音の名前だけ追っていたりすると、理想的には育ちません。
初歩の曲だけなら、どんな方法でも弾けるのですけどね。



コメント

非公開コメント