発表会後記(練習)2019

猛烈な暑さが続いていると思ったら、今度は台風!
どこにも大きな被害が出ませんように!

今日はまだレッスンがお休みなので、レッスン室の整理を少しだけしました。
どうやったら私自身の練習が有意義に積み重ねられるか・・・
今の私の現状で、一番効率的な練習の仕方はどうすれば良いのか・・・
そんな事を試しながら、これまでの発表会のアンケートに目を通したり整理したりしました。

皆さんが書いてくださった文章を読んでいると、これからの指導をどのようにして行くのが良いのか、選曲を念入りに沢山の曲を日頃から開拓しておかなければいけないな!とか、練習が捗らない子の対応をどうしようかとか、保護者の方々の想いを汲み取らなくては!とか、みんなこんな風に思ってるのね!とか・・・

案外知っている曲が人気なのね!とか、ショパンやドビュッシーはやっぱり根強い人気だな!とか
ショパンやドビュッシーは人気だけれど、弾くのは難しいのよ~!などなど・・・

色々な事を思いながらレッスン室の整理ができる事を嬉しく思い、楽しい時間を過ごしました。
こんな時間は、1週間ずーっとあってもまだ足りないくらいです。

整理をしていたら、以前頂いたお手紙とかも出てきました。
これは習い始めて半年か1年か、まだ本格的に弾き始める前に貰ったものだと思うけれど・・・

1度に3通も書いてくれて、然も「金子先生はやさしいやさしい」と何度も書いてあります。

いやいや・・・そんなに優しかったかなあ~
そう優しくし過ぎてもねえ。。。(優しかったのは、Rちゃんの態度がとても良かったからでしょう。注意する理由が1つもなかったからです)
うーむ・・・発表会などの時は、とにかく練習してもらわないと始まらないし~

待って、待って待ち抜く指導をしているけれど、その度が過ぎたらどうしようもなくなる!
そうなんですよねー

やはり日頃から1日に立ったの10分でも練習をずーっと休まず続けている人の選曲はし易い。
何曲でもどんどん候補曲が浮かんでくる!

日頃の練習にムラがある人の選曲は、1番難しい!
いったいどれだけ練習してくれるのやら、発表会までの2ヶ月なりの期間にどのくらいピアノに向かってくれるのかが見当がつかないので、どの程度の曲を選んだら良いのか悩むばかりです。

日頃あまり練習しなくても、発表会になるとお母様の協力の下、その時は毎日毎日頑張る人は、それなりに聞きばえのする曲を渡せるけれど、急に練習させられて本人の気持ちが続いていくのか、嫌にならないかと心配!

連弾など、他の人と組んでアンサンブルする時は、普通は練習してくれるという信頼のある人同士でしか組めないけれど、そのうちの一方が極度に練習しないと、次の時には私の信頼を失い組ませて貰えない!(金子先生、厳しいねえ~)

でも、そんな事は社会人としては常識だから、これからはこのように厳しく接しよう!
うん!ちょっと厳しくしていこう!
(全てにおいて厳しくする訳ではありません。年齢とピアノの経験に応じて、私自身が的確に、本人がピアノを弾く上で、また社会に出て行く上で困らないように協力したいという事です)

などと、思いながらアンケートの整理などしていた私です。

今や時代は変わり、YouTubeなどというものがあり、きっとそれを見て1日くらいで仕上げてきたな!?
という演奏もあり、世の中を象徴していていると思ったり。。。

でもまあ、やっぱりコツコツと練習した人には敵わない!

ピアノを習ったことのないお母様から「練習ってそんなに嫌なもんなのですかあ?」なんて聞かれる事があるけれど、嫌なもんなのですよ~私も小さい頃は嫌でした!

そこを何とか宥めたりすかしたり、褒めたり貶したり、怒ったり機嫌とったり、お菓子で釣ったり、そして感動したりしてやらせていけるのは、やっぱり小学3年生か4年生までにした方がいいですかねえ。。。

これらは、私が娘にしたことの全てですが・・・

今回もこのようにして頑張ってくださったお母様方!
本当にご苦労様でした。

お母様方が、そのようにしてくださった事で、お子様のステージが成功して感動を親子で味わえたなら、大成功だったという事ですね!

そして、そのような努力が、お母様にとって苦くも楽しい事ならば・・・
ピアノは長続きして、生涯の友となる事でしょう!

でもね!
正直なところを申しますと・・・

今回とても良い演奏をした大学生のKさんや社会人のNさんは、ついこの間までそんなにたくさん練習していたわけではないのですよ!

Kさんは幼稚園の頃、「ピアニストになりたい」とお母様に話していたそうだけれど、ゆーくりと丁寧にやって来たし、Nさんは、レッスン前の30分だけ練習して続けて来たし・・・(Nさんのお母様からそう聞きました)

それでいて全く休まずステージには立ち、どんな結果であろうともそれは自分で受け止めて何の苦情も言わずにレッスンに通い(いえいえレッスンでは色々言っていますがね)・・・

ま!
色んな学び方があるという事ですね!人それぞれです。
(ペース・メソッドだから、自由を許していても大丈夫というところはありますが。テキストさえやっていたら力が付くのでね)

そんな皆さんと関わっていられる事が、私にとっては幸せな事です。
いつもありがとうございます。

金子ピアノ教室@樟葉

追記⑴
今回、大学生と社会人の方々は、とてもよく練習しました。
高校生と中学生は、それ程練習できませんでした。きっとね、色々忙しくて!
小学生は、色々です。
でも発表会は全員が楽しかったと思います。数々のドラマがありましたが、ステージは、それぞれに成功しましたからね。良かった良かった!全員にエールを送りたいと思います。

追記⑵
来年の夏のステージは、予定が立ちそうです。
生徒の皆さんには、またご案内させて頂きます。

追記(3)
練習の時にお菓子で釣るというのは、「これをあげるから練習して下さい」と言うのではありません。ピアノの練習が終わったら、おやつにしよう!」とか「ご飯にしよう!みんなで待ってるよ」とか「終わったら出かけよう」などと言うことです。それでツベコベ言わずにサッサとさせてしまうのです。でも、そのうち「お母さん、そう言って私を釣ってるでしょう?」とか言われますが、「そうそう、釣ってるのよ!とにかく早くしてしまおう」と言って練習させるのです。勿論、終わったらその成果を目一杯認めて褒めることが大切です。

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